【TOBE】滝沢秀明社長の初めての取材対応！未来へ向かう意気込みを語る

滝沢秀明社長（４１）の芸能事務所、ＴＯＢＥに所属する元Ｖ６の三宅健（４４）、元Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀（２６）ら総勢１３人がスポーツ紙の合同インタビューに応じた。全員での取材は初で、来年３月の東京ドーム公演の日程が同１４～１７日に決まり、当日にかける熱い思いを吐露。また、滝沢氏も３月の事務所設立後、初めて取材に応じ、〝質問ＮＧなし〟で、旧ジャニーズ事務所（現ＳＭＩＬＥ－ＵＰ．）への思いやＴＯＢＥの未来像を赤裸々に語った。（渡邉尚伸）

旧ジャニーズ事務所から合流した仲間たちをけん引するタッキーは２０１８年末のタレント引退から５年たってもスマートなスタイルをキープ。スーツを着こなし、柔和な人柄もそのままだが、ＴＯＢＥの未来を見据える目はギラついていた。

事務所初ライブの会場を東京ドームにした理由は「日本のアーティストの聖地から世界に向けて、来年新たに個々で活動するスタートをみんなで切ることが目標」と説明。「過去を振り返らずに『僕たちはこういうことがやりたかった』と、ＴＯＢＥに人生をかける覚悟を見せる場所でもある」と力を込めた。

旧ジャニーズの故ジャニー喜多川元社長（１９年死去）から後継者に指名されたが、昨年１０月に志半ばで事務所を去った。

表舞台への復帰は「オフにした（タレントの）スイッチをまたオンにする感覚がなく、考えなかった」と告白。事務所を立ち上げて９カ月間の道のりを「理想の形になっている」と振り返った。

事務所では春、秋のオーディションを通った小学生から中学生の２５人がレッスンを受けており、東京ドーム公演でバックダンサーを務める予定。募集は性別を限定しておらず、まだ男性しかいないが、「いつかは女性グループ（の結成）も可能性として僕の中ではある」と構想を明かした。

古巣は性加害問題を受け、社名を変更。タレントと契約する新会社、ＳＴＡＲＴＯ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ（スタートエンターテイメント）を設立した。

滝沢氏は「一個人としては見守りたい」と複雑な表情。「僕らがデジタル戦略をする理由はＳＴＡＲＴＯ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴのタレントの皆さんと（活躍の場が）バッティングしないようにしているから」といい、将来的な古巣とＴＯＢＥの共演は「タレント同士はみんな仲がいいし、全然ありだと思う」と好意的に考えている。

ＩＭＰ．の基俊介（２７）が「社長が５人いるみたい」と錯覚するほど大車輪の奮闘ぶりで、「日本はもちろん、世界に認められるアーティストを作っていきたい」と宣言。その旅路は始まったばかりだ。

★全員参加のフェス「毎年できたら」
滝沢氏は「全員参加のフェス的なことは毎年できたら。この人数の今しかできないことをやっていこうと思う」と、再来年以降の開催に前向き。ＴＯＢＥには旧ジャニーズの退所者が続々と合流しているが、「僕らも、もういっぱい、いっぱい。人生を背負う仕事なので、それなりの覚悟がお互いないと、何でもかんでもというのは難しい」と〝移籍〟の流れには慎重な姿勢を見せた。

■滝沢　秀明（たきざわ・ひであき）　１９８２（昭和５７）年３月２９日生まれ、４１歳。東京都出身。９５年、ジャニーズ事務所入り。ジャニーズＪｒ．時代からＴＢＳ系「魔女の条件」（９９年）など連ドラに主演。２００２年、タッキー＆翼としてＣＤデビュー。０５年には、ＮＨＫ大河ドラマ「義経」に主演。１８年末をもって芸能界を引退し、後進の指導に専念していたが、２２年１０月に同事務所を退社した。

https://www.sanspo.com/article/20231223-CDS4TBEITJLS7FUNFYJB6SA7OY/

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